奈良盆地では田植え前の5月から6月にかけ、農家が中心となって、ノガミサン・ノーガミ・ジャマキ・ハッタハンと呼ばれる子どもの無病息災や豊作を祈る行事が行われる。県内で約30ヵ所ほどが知られており、「大和の野神行事」として国の記録選択となっている。北部は大人が主体で、6月1日または5日に昔は牛を連れてノガミに参り、牛や馬を描いた絵馬などを供えることが多い。中南部では子どもが中心となり、5月5日の端午の節供に蛇綱をかつぎまわったり、農具の模型を奉納することに特色がある。写真は橿原市上品寺町のシャカシャカ祭り。
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