粥占いは、粥を用いて農作物の出来を占う年中行事である。登弥神社ではもとは小正月(1月15日)の行事だが、今は2月1日に行われる。氏子が毎年交代で、早朝から、米・小豆と、青竹の筒37本を束ねたものを、湯釜で炊く。1時間あまりで竹筒を引き上げ、農作物の品目ごとに竹筒を小刀で割り、粥の入り具合でその年の作柄の良否を占う。豊作を祈願する農耕儀礼のひとつとして、古風な形態をよく残している。
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