伊賀系の獅子神楽である。秋祭りでは宵宮の朝から本宮の午前中まで村舞わしをする。玄関で最初に「四方」を舞うと、手にしていた御幣を家主に渡し、祝儀をいただく。次に舞い用の御幣を手に「御参」を舞い、玄関の外に出て「悪魔祓い」をし、最後に「大振り」を行う。夕食の後、本頭屋、相頭屋の順で頭屋舞わしをする。「四方」「御参」「悪魔祓い」の3曲と「天狗」を舞い、最後に「大振り」を行う。その後、本頭屋宅から神社までのお渡りに加わり、拝殿前で「四方」「御参」「悪魔祓い」「天狗」の4曲と「獅子踊り」を舞うが、最後は「大振り」で終了する。本宮の午後は、宵宮の続きの頭屋舞わしを行い、昼食後は神社に渡御し、「四方」「御参」「悪魔祓い」「天狗」「獅子踊り」を舞う。
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